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リバースエンジニアリングで得る設計データ|歯科が注目するセレック

電波の検査が行なえる

スペクトラム

テレビやラジオ、携帯電話など身の回りの機器は長距離まで届く電波を発信することで使用されます。特に最近では配線工事などを行なわずに使用できるコードレス機器が人気であり、家庭で使われるネットワークカメラなども多くの人に注目されています。将来的にはクラウドシステムなどと組み合わせたスマート家電が主流になることが予想されており、今後はさまざまな機器に無線で情報の送受信を行なう機能が付与されるでしょう。しかしながら、電波は人の目には見えないものなので、きちんと送受信ができているかを調べるのは難しいものです。ほんの数メートル離れただけで電波の受信ができなくなるようならば、製品として販売することは難しいでしょう。電波の送受信がきちんとできているかどうかを調べるには、スペクトラムアナライザを用いるとよいでしょう。送信波の電力や電圧を調べることができるので、どれくらいの距離まで機器が利用できるか調べることができます。電波を発する機械は、電波信号が混線しないように機器ごとに変換されているものですが、スペクトラムアナライザは周波数変換された信号も確認できます。他社の家電製品で使われるリモコンに反応する機器ですと、家庭で使う場合使い勝手が非常に悪くなりますが、このスペクトラムアナライザを使えば、検査によって他の製品のリモコンに反応しない製品を作り上げられます。また、不要な輻射強度が発生しているかといったことも調べることができるので、開発した製品が余計な電力を消費していないかということもきちんと検査できるのです。

旧来のスペクトラムアナライザは大型の機械であったため、野外での検査が難しいという問題がありました。電波の送受信を行なう機器の修理や検査を行なう会社であれば、このスペクトラムアナライザは必ず使用するものです。しかし、重量のあるスペクトラムアナライザを持ち運ぶとなると、作業員の負担も大きなものとなるでしょう。そこで最近では、ハンディタイプのスペクトラムアナライザが販売されています。小型で軽量であるため、どのような場所での検査も楽に行なえます。小型でも機能性は十分にあるので、問題なく検査に使用することができるでしょう。